訃報は急ということもあり、葬儀に参列する際にはマナーで頭を悩ませることになるのではないでしょうか。服装や髪型、振る舞いなどマナーには十分気をつけなくてはなりません。その中でも悩む人が多いのが、香典をいくら包めば良いのかという点ではないでしょうか。
親戚や友人、上司や部下など故人との関係性によって包むべき相場には違いがあります。故人との関係性だけではなく、自分の立場や年齢も考えて包む必要があります。身近な人やお世話になった人ほど、多い金額を包むべきですが、その際に気をつけなくてはならないのが、四や九といった縁起の悪い金額や枚数にしないという点です。
葬儀を執り行うためには、ある程度まとまった金額が必要ということもあり、助け合いの気持ちから高額を包むという人も中にはいますが、あまりに高額となれば、受け取った相手が香典返しで悩むことになるということも忘れてはいけません。
兄弟や親が亡くなった時には包むべきかどうかで悩むという人が多いですが、身内が亡くなった場合でも喪主以外は基本的に包む必要があるということを頭においておくようにしましょう。家族ならば、友人や親戚、ビジネス関係の人の葬儀に参列するよりも高額を包む必要があります。
もちろんそれぞれの家庭や地域によるしきたりなと異なる点もあるので、一概にいくらが適しているということはできませんか、マナー違反とならないように金額や包み方など気をつけておきましょう。